変身
大昔に読んだことがあったが、内容は既にキレイに忘れている
それと理解度に関しても、当時の私に物語の内容を
理解できていたかは、非常に怪しいところである
当時の本は、とっくに何処かにいってしまっているので
価格も手ごろな新潮文庫の単行本を購入し、再読してみた
主人公のグレゴールは、ある朝目覚めると突然虫になっていた
そこからこの物語は始まる
正にタイトル通り「変身」してしまった
理由などわからない
そこからグレゴールの虫としての視点で物語が語られていく
徐々に虫としての己を理解し、家族に対しても虫視点から
以前とは違うことにも気を使うようになる
そんなグレゴールの気持ちとは違い、最初は変わり果てた
彼を思い、悲しみに暮れていた家族達だったが
徐々に厄介者を扱うような対応に変化していった
そして彼が最期に息を引き取った時の家族の反応が印象的であった
そのシーンはあまりにも普通な感じだった
そこまでの物語が衝撃的であるので
普通に終わったことが不思議に感じられた




