澤田教一 故郷と戦場
IZU PHOTO MUSEUMで開催中の写真展
報道カメラマンであった澤田教一の写真展だ
予想通りだが、そのほとんどが戦争に関係する写真であった
展示は自身の出身県である三沢基地の写真からやがて
ベトナム戦地の写真になっていく
前半は、たくさんの写真が展示されすぎていて私には少々見づらかった
縦、横、二段掛けと乱立しているような感じがした
ここの展示は、いつもとても見やすいと思っていたのだが
今回は少し違った
戦争の写真といえばプロパガンダの代表のようなものだ
必ず相手があって争いごとは起こる
それだから自身にとって都合の良い写真は
当然ながら相手には都合のよくない写真となることが多い
戦時中は双方が自国に都合の良い写真を選定し、兵士や国民の
士気を高めることに利用していた
そしてそんな時代を通過してきた今だから
戦争の写真に順位や賞を与えていた澤田教一の生きた時代の
過ちがよくわかる
その名声や賞金欲しさに戦争カメラマンが生まれていくといった
事実もそれらの裏付けとなるだろう
戦争の写真はこういった難しい要素を含んでいるので
注意して視なくてはいけない




