しんしゃく源氏物語 SPAC
初演が20年前で、変化をしながら再演を重ねている作品だ
今回が12回目の上演であるというが、私は初めて鑑賞した
この話は元々高校演劇のために書かれた
それが素晴らしかったので、高校生以外の劇団でも取り上げるようになった作品だ
さて肝心である物語の筋だが、大変わかりやすく、そして観る側を飽きさせない
何しろ登場人物のキャラが個性的で且つ、明確なのである
絶世の美男子である源氏の君をひたすら待つこれまた稀にみる
不細工顔の姫、末摘花
そしてある意味、陰の主役と思われる成り上がりものの叔母が
直球で姫にいろいろ意見する
この叔母のセリフをよく聞いていると、気持ちよいほどのストレートだが
言っていること自体が、間違っていないと思ってしまうのだから余計に面白い
関西弁でまくしたてる叔母のキャラクターと姫のおっとりぶりが
対比しており、そこも見どころだ



