はじめてのおもてなし
2016年のドイツ映画興行収入ナンバーワンに
輝いた作品のようだ
ドイツ映画と言えば、すぐに思い浮かぶのは「グッバイ、レーニン!」
そして最近では合作映画であったが「ありがとう、トニ・エルドマン」
どちらも素晴らしく、ユーモアの中にも大切なメッセージを持っていた
さてこの作品、ストーリーはある中流(上流かも?)階級の家庭である
ハートマン家に、ナイジェリアから来た亡命申請中の難民青年ディアロが
住むことになり、そこからいろいろなことが起こるといった
コメディー色の強い作品だ
このあたりで感想を言ってしまうが、私はこの作品をかなり気に入っているのだ!
理由は笑いのツボが色々あって面白いことだ
観ている人は、大抵はどこかでそのツボに当たり笑うだろう
そして、それが下品な笑いでないところもいい
難民のディアロがおぼつかないドイツ語で非常にストレートに
質問したり、意見するのだが、言葉の不慣れさを
「老人」、「歳をとっている」など直球表現で笑いにするところが
とても上手いと思った
そしてハートマン家長男の子供が、とてもかわいくて生意気なのだが
彼が誰より先にディアロと意気投合するところなども、人の気心について
言葉を超えて伝わってくるものがあり、何だかとてもいい感じだった
きっと現実は、かなり複雑で難しいと思われる難民の問題を
承知のうえで、さらりとコメディータッチで素晴らしい作品に仕上げている
この作品もこれまで描いていたドイツ映画のイメージ通りの作品だった




