ジャコメッティ 最後の肖像
スイスに生まれ、フランスで活躍した20世紀を代表する彫刻家
アルベルト・ジャコメッティ
彼が生涯最後に書いた肖像画にまつわるストーリーである
肖像画の制作が1964年であるので、亡くなる2年前の
話ということになる
モデルを依頼したのはアメリカ人の青年であった
すぐに終わると言って依頼したはずが全然終わらない
その肖像画制作のシーンが映画のほとんどであるのだが
飽きることはなかった
むしろ変わった爺さんだと、その言動に惹かれていくのが
不思議な感覚であった
ジャコメッティを演じたのは、名優ジェフリー・ラッシュ
彼の演じるジャコメッティにグイグイ引き込まれていく
この肖像画の制作作業は、1日で終わる予定が
結局20日かかり、やっと終わりを迎えた
終わらされたといったほうがふさわしいと思う
もし、無理にでも終わらせなかったら彼が亡くなる前に
制作が終了しなかった可能性さえあっただろう
大芸術家はやっぱりすごいなと思ったのである




