はじまりへの旅
ロハスとは違うのだが、ロハス志向の人は憧れるような生活だろう
大自然の中でほぼ自給自足の生活をし、お日様と共に寝起きをする
森の中で生きるすべを学び、そして本を読み語学力と高い知識を得る
そんな生活を送っている父親と6人の子供のお話だ
子供たちは体力、気力、精神力、知識それらを全て身に着ける
唯一不足しているのは、社会性くらいだろう
自己をしっかり持つということを父親は教えていたから
ある意味皆、この風変わりな父親にとっては「とってもいい子達」だ
物語は当然だが、彼らと一般人との決定的な社会性の違いを描く
父親の教える善悪と一般社会の善悪(というか倫理観)の
決定的な違いが顕著に現れ、父親に従順であった子供達との間に
亀裂が出来るのが母親の葬式に出席したときだった
一瞬、父子が離れ離れに暮らすのかと思わせたが、最後は皆で
理想の森に帰っていった
物語としてはめでたしめでたしであるが、わたしには
この子たちが、もはや父親のルールを基に、この先森でしか
生活できなくなっていくような気がして、少し憐れみを感じた
映画の中でしか存在できないような家族ではあるのだが…




