まど・みちおのうちゅう
詩人であり、画家でもあったまど・みちおさんの個展
常葉美術館で開催中のこの展示会に行った
名前を聞いてもピンとこない人もいると思うが
童謡「ぞうさん」、「やぎさんゆうびん」、「一年生になったら」の
作詞をされた方といえばわかる人が多いだろう
私の世代では、子供の時「ぞうさん」を知らない子は
おそらくほとんどいないのでは?と思うくらい歌われていた
おおらかでユーモラスな詩は覚えやすいし、とても親しみがある
まどさんは、表現の前に存在があるという意味で「存在の詩人」と
言われるが、実際の詩を書き留めたノートの展示もあり、書き加えや黒塗りで
消された箇所なども残っていて、プロセスの中に確かな存在を感じる事が出来る
そして詩作品の制作過程が伺えることが、何より興味深かった
展示内容は、詩はもちろんのこと52歳から集中して制作したという
抽象画がたくさん展示されていた
絵は、細部を見ると緻密であるのだが、全体でみるとスケールの大きな感じがした
やはり感性が違うのだろう今見ても古さを全く感じない
全体にブルーを使った絵が多いので、私は宇宙のイメージを感じた
そして、ぞうさんの詩と共に展示されていた緑色で描かれたぞうの絵が
とてもかわいらしくてよかった
この美術館は、高校野球でたびたび静岡県代表になる
常葉菊川高校の校舎内にあるので、美術館に着くまでの道中に
高校生とすれ違うのであるが、学生全員が大きな声で挨拶をしてくれる
それが大変気持ちよい




