プラハ・チェロ・カルテット
私は弦楽器の音色が好きなのであるが、その中でも
チェロの音色が特に好きだ
チェロはリズム隊にもなるし、メロディーを演奏することもできる
音色は、艶と品格を併せ持ち、優雅であり繊細、且つ重厚感がある
そして演奏を聞いていると気持ちが落ち着き、とてもリラックスできる
私の勝手なイメージだが、どこか男性的な楽器に思える
沼津市で開催されたチェロ・カルテットのコンサートに行った
皆、音楽の都プラハで活躍している音楽家たちだ
全員年齢は30代と若く、20曲を超える楽曲を演奏してくれた
一台のチェロだけでも充分聴きごたえあるのだが
四台ものチェロがリズム、メロディーに分かれて重なり合うことにより
音に厚みが出て、とても素晴らしい演奏となっていた
演奏した楽曲は、皆が知っているような名曲や映画音楽が多かったが
どの曲もチェロ四台だけでの演奏では聞いたことがないので
とても新鮮で、改めてチェロの音色を好きになる
途中から最も背の高い音楽家がまるでギターのように
チェロを足に乗せて演奏していたが、体が大きいので
ギターより一回り大きいはずのチェロが、本当のギターのように感じられた
複雑で厚みのある楽曲を楽しむことができ、素晴らしいコンサートであった




