空飛ぶタイヤ
池井戸潤の小説の初映画化
小説は前に読んだことがあり、作品の面白さは理解していた
テレビでは連続ドラマで過去に放送されていたらしいが
私は、それは観てなかった
偶然上映時間が都合よかったため、この作品を鑑賞することにした
実は前々より上映されていることは知っていたが、キャストが
テレビドラマ風な感じがして、何だか敬遠していた
小説を読んでから映画を観た場合、必ずといってよいほど
映画は話が飛びすぎると思ってしまうのだが、それは映画の尺と
本を一冊読む時間を比較すれば、無理のないことだと思う
この作品も話の展開にそんな感じがしたのだが、私の中では
許容範囲であった
感想としては、人気俳優が多く出演しているけれど
テレビドラマのような何となく華やいでいて、それで軽薄な感じはなく
むしろ社会派映画寄りの重厚な作品になっていた
始まってすぐにトラックの脱輪事故が起き
そこから決して大きくない運送会社の社長が事故と向き合い
そしてその原因を探っていく
やがて原因は整備不良などではなく、自動車会社の製造不良であることを
突き止める
大筋は知っているはずなのに、最初からグイグイ話に引き込まれた
そして運送会社の社長を演じた長瀬智也が、とても存在感のある
良い役者だと改めて思った




