ダリダ あまい囁き
54歳で自殺し、今年2018年に生誕85周年を迎えた
フランスを代表する女性歌手ダリダの生涯を描いた作品
私は名前くらいしか知らなかったのだが、何となく気になったので
映画を観てみた
まず感じたのが、ダリダの生涯はとてもドラマチックであるということ
これは芸術家や音楽家、歌手などに共通するのであるが
やはり何処か普通の生き方ではない
普通の人では、面白みがないので映画化されないとも言えるのだが
良くも悪くも振れ幅の大きな生涯ほど物語にはなるのだろう
エジプト・カイロのイタリア移民の家系に生まれたダリダは
ミス・エジプトに輝いたのち、56年にフランスで歌手デビューする
美貌に加えその歌声は素晴らしく、すぐに多くの聴衆を惹きつけた
デビューからわずか2カ月で、ゴールドディスクを受賞し
アラン・ドロンとのデュエット曲を歌えるほど国民的スターに
一気に上り詰めた
その後も彼女は歌手として常に時代の先を読み、そして挑戦し続け
長い間成功をおさめることができたのであったのだが
それとは反対に、私生活では恋愛に翻弄され続ける
仕事と恋愛を足して平均を出せば、歌手としての成功が
とても大きいので、幸せな人生のように感じるかもしれないが
残念ながら人生はそのようには考えることは出来ない
最後は人生に疲れ、自ら命を絶ったダリダであったが
その人生の中にあった光と闇が、きっと彼女を奮い立たせていたのだと思う




