ギリシャに消えた嘘
名画「太陽がいっぱい」の原作者として知られる
パトリシア・ハイスミスのサスペンス小説が原作だ
それだけで充分注目される映画である
アテネで人を騙すような、姑息なツアーガイドのアメリカ人青年ライダル
彼がパルテノン神殿で、旅行中のアメリカ人紳士チェスターとその妻コレットに出会う
そこからこの3人は、まるで運命かのように繋がっていくといったストーリーだ
そもそも訳ありの旅をしているチェスターとコレット
ホテルを訪れてきた敵である探偵を、チェスターが正当防衛だが殺してしまう
それでも警察に届け出るわけにはいかなく、急いでその場を立ち去るしかない
偶然ホテルを訪れたライダルは、探偵を引きずっているチェスターを
目撃し、酔っている探偵を部屋に運んでいるのだというチェスターの
言葉を信じ、死体を運ぶことを手伝ってしまう
そこからチェスターとコレットは土地勘が全く無い場所を
逃げなくてはならなくなってしまう
しかもチェスターは、自分が人を殺した事をコレットに隠しながら
ライダルはこの二人の協力者となり、逃亡の手伝いを買って出るのだった
ライダルはコレットに好意を持っていたことが、協力する一番の
理由だった
そこからの逃亡劇が、一番の見どころとなっている
最後まで先の見えないストーリーで面白い
舞台はギリシアからトルコに移っていく
本作は2014年の作品であるが
映画に出てくるイスタンブールの街並みは、私の旅行した2003年の
面影が強く残っており、とても懐かしく思えた
最初のシーンで、パルテノン神殿を白ずくめのスーツで歩く
チェスターがとてもかっこいい作品だ




