500ページの夢の束
自閉症の主人公の少女ウェンディをダコタ・ファニングが
演じたロードムービー的な作品だ
何でもダコタ・ファニングはウェンディ役を他の人には
演じてほしくなかったと言っているから、本人は相当の
入れ込みようだったと思う
観終わって思ったが、ダコタ・ファニングにとって
この役は、まさにはまり役だと思った
自閉症のウェンディは、スケジュール通りの行動から外れると
パニックを起こしてしまう
そして信号の渡り方さえも、書き留めておかなければ
忘れてしまうような感じである
だから唯一の肉親である姉と離れ、自立支援施設で生活を送っている
ウェンディの夢は、姉と姉の赤ちゃんと
育った家(今は売りに出してしまっている)で一緒に暮らすことだが
それは観ている側からも難しいことだとわかる
ある日、大好きなSFシリーズ「スター・トレック」で
映画の脚本を公募した 賞金は10万ドルである
この賞金があれば家を売らずに姉と生活できると思い
脚本を仕上げるのだが、郵送では締め切りに間に合わなくなり
自らが映画会社に届けることを決意するのだった
その映画会社までの道中が主なストーリーになっているのだが
自分の責任でバスを降ろされ、悪党にお金を取られ、いい人に
助けられるそして交通事故にも巻き込まれるのだが
最後は何とか脚本を届けられた それは小さくても大きな冒険だった
途中、結構ハラハラすることが起きた時は、自然とウェンディを
応援している自分がいた
そんなハートウォーミングな作品であった




