靴職人と魔法のミシン

靴職人と魔法のミシン

先祖が人助けをしたときにお礼にいただいたという古いミシン
このミシンを使って修理した靴を履くと、靴の所有者に変身できる
そんないかにも映画っほい作品だ

毎日平凡で単調な暮らしを送っている中年靴職人のマックスが主人公
行方知れずになった父に代わり、何となく惰性で靴職人を継いだ
日常は平凡で変わり映え無く、母と二人で住む家と仕事場を
往復するだけのような毎日を送っている
隣で理髪店を営むジミーだけが、唯一世間話を交わす知人である

ある日、急ぎの仕事中に普段使っているミシンが壊れてしまう
仕方なく先祖代々受け継がれる古いミシンを使って修理をする
この急ぎの靴を取りに来る客を待っている間に
ふと、この靴にマックスは足を入るのだった
すると鏡には、取りに来るはずのギャングの姿が映った

このように偶然、古いミシンの魔法を知ったマックスは
当然この魔法を使うのであるが、何とも小さいことに使うのだ
レストランのトイレで靴を履き替え、食い逃げしてみたり
好きな女の恋人に変身したり
私ならもっと大きいことに使うのにと思ってしまった

只、母親の最後の希望であるもう一度だけ行方知れずになった
父親に会いたいといった願い事をかなえてあげたときは
当然だが、良い使い方だと思った

隣人のジミーが父親だったと言うオチは
正直あまりうまいストーリーだとは思えなかったが
ジミーを演じたスティーヴ・ブシェミが好きな俳優なので
そこは許そうと思う

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