長島有里枝写真展
「知らない言葉の花の名前 記憶にない風景 わたしの指には読めない本」
長島有里枝さんの写真展が、少し前だが開催されていた
会場は、横浜市民ギャラリーあざみ野だ
この会場は写真の展示が多く、私は一度行ってみたいと
前々よりかなり気にしていた
今回長島さんの展示があったので、この機会に訪れてみた
初めて行ったその建物は、白を基調といていて、まだ新しかった
会場に入ってみると、そこも白を基調としていて、天井も高く
広々とした空間だった
入場料無料であるのに、入口で立派な冊子をいただけた
後で読んでみたらこの写真展の背景がよくわかる内容になっていた
タイトルからもわかるように、今回は3つのテーマが展示されていた
どれもあまり考えたことのなかった知覚に対して
根本的できっと明確な答えの出ないところを写真で提示していた
作品を見ていると、そのわからなさが逆に心地よかったりするから
不思議な感覚だった
「わたしの指には読めない本」は、点字の本を指で読んでいる作品だった
点字が読めない私は、当然だが、書かれている文章はわからない
点字と指だけの情報なので、正直何も伝わってこないのだが
それでも見ていて、何処か心地よい感じなのだ
そして「知らない言葉の花の名前」では、このタイトルが
脳にインプットされてしまっているので、花の咲いてない鉢に
取り付けられた読めないような外国語で書かれた名札を
読むまい(見るまい)と思っているのに見てしまう私がいた
写真自体はシンプルなストレート写真であるのに
作品は正にコンセプチュアルアートといったところが面白かった




