ハンターキラー 潜航せよ
潜水艦の戦いを描いたアクション大作である
この映画何といっても描かれているストーリーのスケールがデカイ
米軍原潜とロシア原潜との戦いの中に米ロ戦争の開戦や
ロシア大統領の脱出劇までが出てくる
原潜(げんせん)と略された言葉も全くなじみがなかったので、調べてみた
原子力潜水艦の略語で、動力に原子炉を使用する潜水艦のことであった
各国の機密事項になっていることが多く、細かなことは不明だという
物語は、終始緊張感が漂っていた
映画の始まりから既に米ロの戦いは始まっていた
そんな中、ロシアでクーデターが起き大統領が監禁されてしまう
大統領に変わり軍部の大将の指揮の下で、ロシアはアメリカとの戦争に
突き進もうとする
アメリカはその動きを把握し、独自に兵を送り
監禁されたロシア大統領を救出し、両国の戦争を回避しようと動き出すのだった
ストーリー的には、やけにアメリカを良く描いている
当然、ハリウッド発のアメリカ映画かと思ったのだが、何故か
イギリス映画だった
私は潜水艦系大作を観たのは初めてだったが、障害物を間一髪で避ける
操縦方法や、攻撃や調査のために装備された設備などが、新鮮で実に興味深かった
そして、スリリングなストーリーも気になって終始映画に引き込まれていた
しかし、残念ながらリアリティーはまるで感じることができなかった
完全に娯楽作品と割り切ったとしても、ラストの粗雑なストーリーは
ダメだろと言わざるを得なかった
そのシーンだが、絶体絶命のラスト
アメリカの原潜は、ロシア本軍からミサイル攻撃される
それをロシア原潜の艦長の教え子の乗るロシア駆逐艦が撃墜するシーンである
他力本願もここまでくると呆れるほどおめでたい
ここまで緊張感を持って観ていたのだが、このシーンは笑うしかなかった
主役である米原潜の艦長を演じたジェラルド・バトラーが
コメントのしようがないほど完璧で嘘くさい役なのだが、企画制作に彼の
名前があったので、かなり呆れてしまうが、これが妙に納得できた
やはりスケールがデカイ話ほど荒い展開になってしまう
スカッとするが、それだけの作品である




