ビル・エヴァンス タイム・リメンバード

ビル・エヴァンス タイム・リメンバード

ジャズが苦手である私は、普段ほとんど聴かないし
持っているアルバムも限られている
そんな数少ない手持ちのアルバム中に、ビル・エヴァンストリオの
「ワルツ・フォー・デビイ」がある
このアルバムはジャズを知らない人でもよく知っているほどの
名盤であるので、私が持っていても不思議ではないのだが、私が
唯一よく聞いているジャズアルバムなのだ

ジャズの定義はよく知らないが、このアルバムは私のイメージにある
ジャズとはちょっと違う
静かで、スローな曲が多く、そして洗練されている

そんなアルバム1枚の知識しかなくこの作品を観た
本人の過去映像と仕事関係者や知人、親戚などのインタビューで構成された
薬物依存により51歳の若さで生涯を閉じたアメリカを代表するジャズピアニスト
ビル・エバンスの生涯を追ったドキュメンタリー作品である

私にとってこのドキュメンタリー映画は大変興味深かった
彼がどのような道を通り、その地位を築き上げたかが本当によくわかった
そして若き日の彼のピアノ愛と情熱がリアルに感じ取れた

元々別格の才能を持っていたことは間違いないのだが
彼が頭角を現す決定的なチャンスはやはり1958年に
マイルス・デイビスのバンドに加入したことだろう
周りが全て黒人の中では、白人差別を受けることもあったようだ
それでもそのバンドで演奏したということは、芸術家として
得るものの大きさが格別だったと理解できる
マイルス・デイビスのものづくりに対する姿勢も素晴らしいものがあった

後半は結婚や薬物依存など音楽以外の話題が多くなっていくのであるが
この人はどんな状態になってもピアノだけはやめなかった
やはり天職であったのだと思った
薬物依存から立ち直った時の太ったひげ面にはびっくりした
隣りにいた知人がしばらく誰か気づかなかったと言っていたが
本当にそんな感じだった

映画の中ではたくさんの名盤が紹介されていた
一度にたくさんは大変だからとりあえずセカンドアルバムの
「エヴリバディ・ディグズ」から聞いてみたいと思った

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