シング・ストリート 未来へのうた
「はじまりのうた」「ONCE ダブリンの街角で」の
ジョン・カーニー監督の半自伝的作品だという
私は「はじまりのうた」は観ているが、もう一つダブリンは観てない
どんな作品がちょっと調べてみたのだが、この作品も音楽に関する
映画のようだった
本作も音楽を題材としているので、音楽を題材とした映画が
この監督の得意なジャンルなのかもしれない
この作品のストーリーはシンプルそのものだ
ティーンエイジの少年たちがバンドをつくってエネルギーを発散させる
といった青春ストーリーである
恐らく世界中何処にでも同じような子供たちがいると思う
そういった意味では何かと理解しやすい作品と言えるだろう
私にはこの作品はかなり中途半端な映画だと思ってしまったのだが
その原因はストーリーにあると思う
ボーカルであるほっぺの赤い少年コナーが主人公であるが
彼の家族以外はほとんど丁寧に描かれてない
だから話が膨らまず、非常に薄っぺらなのである
個人的にボーカルの彼より他のバンドのメンバーのほうが
音楽的な才能を感じたし、キャラクター的にも魅力的だっただけに
演奏だけでなく、いろいろなシーンでもっと登場してほしかったと思った
まだギターは登場機会があり、少し状況(これがかなり面白い)が
わかったのだが、ドラムとベースについてはとてもいい味を出していただけに
もう少し出演させてあげたかった
映画の中では懐かしいブリティッシュロックのPVが流れていて
この少年たちも演奏する映像を撮っていたので、まさかプロを目指していく
話かと一瞬思ったが、違っていた
彼らが学芸会で演奏しているシーンを見ていたら
私の若かりし頃、学校の文化祭で演奏していた下手くそバンドを思い出した
バンドを組んで、音楽を楽しむといったことは現在では
多くの若者が通る道なのかもしれない




