ポップの系譜
昨日のジュリアン・オピー展に続き、この展示もオピーの作品が
とても目立つ展示だった
静岡県立美術館の収蔵品展「ポップの系譜」である
この展示は、ほぼ熊谷守一展と同時に開催されていたので
私はこの展示を見たいと思っていたわけではなかったのだが
偶然で必然の出会いがあり、この素敵な展示に巡り合えた
この展覧会は1960年代以降、現代までのポップ的指向を持つ
作品をピックアップし、その系譜を辿りながら現代における
ポップについて考察していると書かれていた
確か現代美術の定義が20世紀後半からの芸術だったから
展示作品がそっくり現代美術の作品であるとも言える
大きな空間に30作品ほどが展示されていた
草間彌生、村上隆、ジュリアン・オピー、篠原有司男などの
有名芸術家の作品もたくさん展示されていた
そして何度も見ている前田守一さんや飯田昭二さんの作品もあった
私は過去の県立美術館の展示を見るまでは、この二人の芸術家の名前も
知らなかったが、出会えた作品は知的アイデアに富んでいて、とても好きだ
そして森山大道、オノデラユキといった写真家の作品も展示されていた
オノデラさんの作品はモノクロなのだがポップな感じがする作品だった
彼女のコンセプチュアルな写真は正に現代美術であると思う
森山さんの作品は「犬の時間」と「東京」からの展示であったが
何度も見ているが、正直普通に考えるポップとは程遠い感じだ
只、ポップにこだわらすとことんリアルを感じさせるところに
現代美術のいう「ポップの系譜」が隠れているのかもしれない
などと斜めに考えてみたりしたのである




