ワイルドライフ

ワイルドライフ

映画好きならこの作品は、キャストを見ただけで観たいと
思うような人が多いのではないだろうか?
私は、紛れもなくそんな一人である
キャリー・マリガンとジェイク・ギレンホールが夫婦を
演じているのである
ストーリーなどを聞かなくても、もはやこれだけで
期待値は上がってしまう

この作品監督は個性派俳優のポール・ダノ
彼の記念すべき初監督作品である
私はまだ観ることが出来ていないのだが、彼の出演作である
「スイス・アーミー・マン」はなるべく早めに観たいと思っている
今回は俳優としての代表作の前に、初監督作品を観てしまったという
稀なケースになってしまった

原作はピュリッツァー賞作家リチャード・フォードの小説である
小説のタイトルも「Wildlife」だ
この小説を基に妻である女優ゾーイ・カザンと共同でポール・ダノが
脚本・製作も手がけている

物語は1960年代のモンタナ州のある田舎町が舞台である
この場所に引っ越してきたばかりの親子3人の物語である
この家族の父親ジェリーをジェイク・ギレンホールが
母親ジャネットをキャリー・マリガンが演じている
物語は一人息子である14歳のジョーの目線で語られていく

けっして贅沢ではないつつましい暮らしだが、幸せな生活を
送っていたこの家族の生活は、父親の失業から歯車が狂い始めた
長い失業期間の後、ようやく父親は再就職先である山火事を
食い止める出稼ぎに向かった
そして出稼ぎから戻った日、妻に別れを告げられるのだった

きっとこの手の浮気話は世の中の何処にでもあると思う
夫が出稼ぎに出かけてしまってからのジャネットの変化が
とてもリアルに感じられた
そしてその様子が、息子ジョーの目線で巧みに演出されていた
ジョーの逃げ場のない立場に哀れみを感じた

ラストでジョーがバイト先の写真館で自分たち親子の
写真を撮ったシーンはとても印象的なシーンだった
家族の中でジョーが一番大人ではないかと思う瞬間だった

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