奇跡の芸術都市 バルセロナ展
2019年4月の長崎県美術館を皮切りに姫路、札幌と巡回し
静岡市美術館で開催していた展覧会である
この後は、最後の会場となる東京ステイションギャラリー
で開催予定である
2018年の年末から2019年の新年にかけ、私はバルセロナを訪れていた
一週間の間、ほとんどバルセロナの町の主要な建築物を見て歩く旅だったが
一週間では、とても見きれるような量ではなかった
それから月日があまりが経ってないので、まだ街並みや
みなとの風景などは鮮明に覚えている
そして旅の間に食べた食事がどれもとても美味しかったことも思い出した
日本に帰ってからもオリーブオイルやオリーブの実を
よく食べるようになったのは、この旅の影響である
この展示はスペインの代表都市としてのバルセロナというより
スペイン・カタルーニャ自治州の州都であったバルセロナに
スポットを当てた展示になっている
だから展示されている作品は、19世紀後半の
イルダフォンス・サルダーによる新たな都市計画から、20世紀の
スペイン内戦までの約80年間に生み出された芸術作品に限られている
そして展示作品は、絵画はもちろんのこと建築から家具
宝飾品、工芸作品など幅広いジャンルから約130点が
展示されていた
絵画や宝飾品などは、初めて見る作品ばかりだったが
ラモン・カザスやサンティアゴ・ルシニョルなど「ムダルニズマ」と
呼ばれる芸術様式を代表する画家の描く景色が、私にとっては
とても心地よい世界だった
建築家ガウディの作品「カザ・バッリョー」の中に展示されていた
ガウディの作品である組椅子を静岡でもう一度見ることができて
少しうれしくなった
その「カザ・バッリョー」の隣にあるチョコレートメーカーの建物も
非常に重要な建物として紹介されていた
私はこの建物を修復している現地技術者の解説を聞きながら
普段見ることができない部分も、時間をかけて見学させてもらった建物であった
改めて貴重な体験をさせてもらったことを認識した
あれこれ思っていると、また訪れたくなってきた




