MUD

MUD

2013年制作のアメリカ映画である
日本での公開は確か2014年であった
当時じわじわと評価を高めていったこの作品を、私は偶然映画館で鑑賞した
そして観終わった時に、とんでもない掘り出し物を見つけたように
感動したことを今でも思い出す
連休中、何気に見ていたアマゾンプライムのラインナップに、このタイトルを
見つけてしまったので、6年ぶりにもう一度鑑賞してみた

所々ではあったが、覚えているシーンも結構あった
しかし話の筋もうろ覚えで、記憶が残ってないところも多かったので
もう一度観ているというより、新たな作品を初めて鑑賞しているのと
あまり変わらないような感覚であった
観終わった時には、やっはり好きな作品だと改めて思った

主役はMUDを演じたマシュー・マコノヒーである
今では押しも押されもしないスターであるが、この頃は
そこまででもなかったように思う
私には「リンカーン弁護士」で見たあの人だ!くらいの存在だったという印象だ

ストーリーはシンプルだ
二人の少年がボートで訪れ、時折探検し遊んでいる無人島
ある日、少年たちは木の上に打ち上げられたボートを見つける
しかし、そのボートには既に住人としてMUDが住みついていた
その少年たちとMUDとの関わりが、物語の中心となっていく
話の筋はこのぐらいにしておかないと初めて観る人にとっては
迷惑になってしまう

この作品はカッコ良くもあり、カッコ悪くもあるリアルな
男たちが描かれた作品だと思う
自分の中だけに存在する正義を大切に生きているMUDを見ていると
少し哀れだし、危なっかしくてハラハラするのだが、カッコよく思えた

大きな子供のようなMUD、宝石の原石のような
14歳の少年たちエリスとネックボーン、そして重要な役どころの
MUDの父親代わりだったボートハウスに住む老人トム
この境遇も年齢も異なる4人の男の信頼関係が絶妙に描かれている
融通がきかなく、武骨で皆社会のはみ出し者だけど、魅力的な男たちだ
作品全体にどこかイーストウッド作品に通じるような世界観がある感じがする

今回鑑賞してみて、この作品に名優マイケル・シャノンが
出演していたことに初めて気づいた
やはり良い作品は何度か観ないといけないと改めて思い知らされた

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