特別定額給付金の申請で思わぬ事態に

特別定額給付金の申請で思わぬ事態に

すったもんだはあったが、政府は新型コロナウィルスの経済対策として
対象者1人につき10万円を給付する特別定額給付金を決めた
この給付金は、受給権者である世帯主が申請し、問題なければその後
受給権者の口座に振り込みが行われるといったものだったと記憶している
私も少し前に受け取ったが、一部の特需産業を除けばコロナによる社会全体の
景気後退の影響は避けられないので、有難くいただいたのだった

只、当然だがコロナの影響は職種によって大きく違う
特需のように儲かっているところもあれば、その真逆もある
この10万円ではとても追いつかない人も大勢いることは
どんなに世間に疎い人たちでも、当然理解しているだろう

この特別定額給付金で思わぬ事態が起きているようだ
私は同じような2つのニュースを見聞きしたが、もしかしたら
私の知らないところでたくさん同じようなことが起きているかもしれない
そんな気がしてくるようなニュースである

最初は私の住む静岡県の富士署での話だ
JR東京駅から「岐阜まで行けますか?現金で払います」などと言って
タクシーに乗り、富士市の東名高速道下り富士川サービスエリア(SA)で
車を降りたまま、戻らなかったという男が逮捕された
この事件だが、まず車内に残された遺留品などから逃げた容疑者が特定された
その後、男は逃走中で所在は不明だったが、特別定額給付金の申請状況を照会し
住所を判明して突き止めたのだという

それからもう一つは東京の話である
過去にお釣り用現金の管理に使われる機器から金を盗み
姿をくらましていた窃盗犯が、特別定額給付金を受給しようと現住所に
届け出たことがきっかけとなり、所在が判明し逮捕された
この容疑者は、給付金の申請はこれからだと言っており
「留置場でも受け取れるんでしょうか?」と話しているのだという

オチまで付いたような話だが、正直私にはあまり笑えなかった
社会的弱者ほどコロナによる不況の影響が深刻な人が多いからである
まさか特別定額給付金にこのような犯人を探し出す効果があるとは
誰も予想だにしなかったであろう
しかしよくよく考えてみれば、お金に困って犯罪を犯すような人は
当然、給付金が必要なのだと考えるほうが自然なことだろう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください