インドの密造酒

インドの密造酒

8月2日(日) 15:22配信 AFP=時事
インド北部パンジャブ(Punjab)州で、ここ数日、80人超が
有毒な密造酒を飲んで死亡した
当局やメディアが1日、明らかにした

こんな記事が少し前になるが、ネットに出ていた
先進国では、今ではほとんど聞くことのない「密造酒」という言葉だが
インドでは毎年たくさんの人がこの密造酒で亡くなっている
私も同じようなニュースを何度か見聞きしている
酒飲みである私は、ちょっと気になっていたので調べてみた

まず最初にインドではお酒は飲んでよいものだったのだろうか?
こんな初歩的なところから知識がないので調べてみた
宗教の影響が非常に大きいインドで人口比率約80%と大多数を占める
ヒンズー教徒にとって飲酒は良いものとは思われていないようである
次に比率の高い約15%を占めるイスラム教徒にとって飲酒はNGである
よって、人口比率の大多数にとって飲酒は良くないということになる
しかし、近年になって特に若い世代では、飲酒は好ましくないというイメージが
薄れているようで、この世代では徐々にゆるくなってきているようである

日本のビール会社がインドで販売に力を入れ始めたニュースを知っているが
今後の成長が望める国とリサーチされた為だろう

さらに細かくみると、インドの飲酒可能年齢は州によって異なるようだ
大都市を例にいうとデリーでは25歳以上から可能で、ムンバイでは21歳からとなっている
そんな中に禁酒の州としてグジャラート州があったりもする
そしてどんな種類の酒が飲まれているかといえば、アルコール度数の高いラムなどの
蒸留酒が人気で、なんと比率は90%強、ビールは10%弱、ワインとなると
1%程度なのである

この酒の種類比率を見た時、私が感じたことは酒を飲む多くの
人の中にアルコール依存症の比率が非常に多いだろうと思った
少なくとも会社帰りの居酒屋で仲間と乾杯するような飲み方ではないだろう

調べを進めるとそのあたりが段々わかるようだった
出回っている酒の40%もが密造酒と言われていることや
密造酒を飲む層は、市場に流通している酒が買えないような貧困層であること
そして正しい知識をもっていない人が密造酒の製造をしていて、マフィアが
絡んでいることもあるようだ
更には、アルコール依存症者はスラム街など貧困層に多く、近年では飲酒時の
犯罪率の高さも、社会問題となっているという

密造酒によるニュースひとつから、その国の根底に抱えた問題が
調べるうちに浮き彫りになっていくような気がした
そして、すぐに解決できるような簡単なものでないことも容易に理解できる
まだまだ同じことが繰り返されそうな話題である

 

 

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