急行列車で泥酔
9月11日、地方新聞の片隅に小さな記事を見つけた
タイトルは「急行車内 泥酔女を保護」である
このタイトルを読んだ時に私のアンテナはすぐに反応した
何か面白そうな気配を感じたので、さっそく読んでみた
記事はドイツの話だった
首都ベルリンから北部ハノーバ行きの急行列車に乗った75歳と
72歳の女性2人組が泥酔して警察に保護された
2人は通路に横たわり、立ち上がれずに会話も困難な状況だった
保護された後、2人は別々の部屋で6時間にわたり熟睡したという
その後、警察の報道官の話では「仮眠をとらせたら歩けるようになった」という
共同と書かれていたので、共同通信のニュースを掲載したのだと思う
私はまず最初に、ドイツで起きたこの記事が日本の片田舎の新聞に
掲載されることに大きな驚きを感じた
この記事のどこが味噌か?を考えると、恐らく75歳と72歳の
高齢者の女性の酔っぱらいということだと思う
確かにあまり見かけるシーンでないことは理解できるが
ワールドニュースで報じるのは、私にはちょっと不思議な気がした
今年はコロナが世界的に流行し、少し前まで新聞の紙面の多くを
毎日独占していた
ようやくこんなチョット困ったけれど何処か微笑ましい記事が
紙面に載るようになったと思えば、かなり前向きに思えるのかもしれない
この2人組の老人女性もまさか日本の片田舎まで
自分たちの泥酔事件が報じられているとは夢にも思わないだろう




