これが私の人生設計

これが私の人生設計

2014年制作のイタリア映画
私の勝手なイメージでは、日本の映画館で上映されるイタリア映画の
半数以上がコメディー映画のような気がしている
そしてそれらのどれもが、私には面白いと思える作品である

アメリカのコメディー映画などの中には、あまりの表現やセリフに
ちょっと引いてしまうようなものも少なくないのだが、イタリアの
作品はそこまで過激なことは少ないと思う
きっと文化の微妙な違いなどから起きることだと思うが
私以外にも、概ね日本でのイタリアコメディー映画の人気は高いので
日本人とイタリア人の笑いのツボが、似ているのかもしれないなどと
思ったりする

この書き出しであれば、この作品もコメディー作だと誰もが疑わないだろう
その通りである

イタリアのド田舎で育ったセレーナ(パオラ・コルテッレージ)だが
学業に関しては大変優秀な学生だった
そのためイタリアだけでなく、いくつもの国の有名大学に通い
そこでも優秀な成績を収め、卒業後は女性建築家となった
やがて彼女は世界を股にかけて建築責任者としての仕事をしていた
そんな彼女だったが、年をとると共に故郷が恋しくなり、故郷である
イタリアに帰国したのだった

こうして彼女のイタリアでの生活が始まったのだが、この国における
女性建築家の需要は少なく、彼女の能力を発揮できる仕事にはなかなか就けずにいた
当然、理想と現実が違っていたとしても食べていかないといけないので
カフェでアルバイトして生計を立てることにするのだった

こうしてカフェで働き始めたセレーナだが、機転の利く彼女は
この職場でも頭角を現し、一目置かれるようになる
やがてお店のオーナーにも認められるようになるのだった
そして、オーナーのバツイチイケメン男性フランチェスコと
心を通わせていくのだが、実は彼はゲイだった
この彼とセレーナが繰り広げるコメディーだ

笑いの中にも建築業界における男性超優位社会などの社会的な問題が
浮き彫りにされていたりして、考えさせらるところも多々ある作品だった
そんな現実を、さわやかな笑いに包んで教えてくれているような気がした

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