日本の新進作家 vol.14 無垢と経験の写真
東京都写真美術館で開催されていた写真展
「無垢」という言葉をテーマに新進作家5名を展示していた
パンフレットの写真は片山真理さんの写真だが
インパクトもあり、もっと視たいと思わせる魅力を持った写真だ
私が常々思うのは、例えば何人かが同じテーマで写真を撮ったとしても
それぞれの写真は決して同じものにはならないのである
これは写真表現の多様化と同時に、写真を使った自己表現の難しさ
の顕れとも言える
5名の展示はそれぞれ全く違った自己表現で個性的だ
その中で私は金山貴宏さんの家族写真が気になった
距離感が微妙であり、無表情なポートレート写真
(ポートレートという距離感ではないような気がするが…)
からは家族というより他人ではないかと思ってしまう写真だ
金山さんはニューヨークの大学院でスティーヴン・ショアや
ジョエル・スタンフェルドに師事したというが、なるほどと思える
作品であった




