15時17分、パリ行き
クリント・イーストウッド監督の最新作
現在87歳であるが、バリバリの現役でフロントラインに立っている
この作品は私の周りの映画好きの中で賛否両論であったが
私は素晴らしい作品と言うしかない作品だ
本作品は実際に起きたテロを題材にしている
一番の特徴といえば、実際に犯人を取り押さえた3人の若者を
その張本人が役者として演じている点だろう
私は今までこのような映画を観たことがない
正にリアル! としか言えない
物語はこの幼なじみ3人の半生と事件までが描かれている
どこにでもいるどちらかと言えば、お行儀のあまりよろしくない
この3人がどうして列車に乗り合わせていて
この事件に巻き込まれ、そこでどのようにテロリストに立ち向かったかが
94分の短い尺の中にストレートに表現されていると思った
おそらく観た人は皆「自分なら立ち向かえたか?」と自問するだろう
そして私もそうであるが、多くの人は隠れている側でしかないだろう
これこそが実に鋭いメッセージだ
この映画に関するインタビューで監督は
「私は常に、人生を左右するような行動を取った人々の動機に興味を持っている。
それは英雄的な行為でも、愚かな行為でも構わない」と発言していた
この言葉が本作からそのまま私に伝わってきた




