孤独のススメ
2016年 オランダ映画
まずこの「孤独のススメ」というタイトルに少し疑問を持った
観終わった感じでは、お話は孤独より共同生活を
勧めているような内容であったからだ
最初は「約束のマッターホルン」というタイトルだったようだが
そちらのほうが適当なような気がした
ひょんなことから一人暮らしの男(フレッド)が、言葉も過去も持たない
全く知らない男(テオ)と共同生活を始める
そこから起きる色々なことが映画に描かれている
あまり特別なことは起きないが、それがこの静かな映画には合っている
そして撮影の構図や色彩がとても美しく素晴らしい作品だ
フレッドはテオと暮らすことで、そんな事実関係は無いのだが
周りからホモだと指をさされるようになる
最初はそんな周りの声を気にしていたフレッドであるが、ある日開眼し
周りを気にすることなく、自分が目をそむけてきた過去とも
向き合う決意をする
あまり抑揚のないストーリーだけにラストの
フレッドが過去に家から追い出したホモセクシャルである実の息子が
キャバレーで歌う「This is My Life」が
とても印象深く残る作品であった




