タクシー運転手 約束は海を越えて
県内では今年の6月~8月くらいの期間に、映画館で上映されていた
私はその間に観る機会がなかったのだが、東京に行った際に観ることができた
この映画は、韓国で1200万人を動員する大ヒットを
記録したヒューマンドラマである
場所は飯田橋ギンレイホール
この映画館は少し前に上映されていた作品を2本立てで上映している
料金も2本立てで、1500円とリーズナブルだ
土曜日の午後に観たのだが、お客さんは7割くらい入っていた
私のように見逃した人が多かったのか、少し時間が経ち
安くなったので観てみようと思う人が多いのかどうかはわからないが
なかなかの盛況ぶりであった
さて作品は1980年5月に起こった「光州事件」を描いた作品だ
事実を基に制作されたようであるが、どこまで忠実に出来ているかはわからない
このような隣国の史実を、私はこの映画で初めて知ったが
驚きと共に、今の韓国からは想像もできないような政情だ
ソウルのタクシー運転手が、ドイツ人ジャーナリストを乗せて
検問が張り巡らされた厳戒態勢の光州に向かった
何とか街に入って目にしたのは、軍による民衆弾圧だった
その実態を世界に伝えたジャーナリストとソウルから光州を
命がけで往復してくれたタクシー運転手の絆が感動的だ
タクシー運転手は片言の英語も話せない
コミュニケーションは知っている英単語を大声で連呼し、相手に理解を
求めるといった適当な方法だが、これが結構伝わっていた
案外うまく伝えようとなど考えないほうがよいのかもしれない
後半空港で別れるシーンで、運転手は後日タクシーの修理代金を
払うと言うジャーナリストに嘘の連絡先を教えた
そのシーンは特に理由などはないが、彼ならきっとそうするだろうと思った
そのような雰囲気を感じさせてくれるのも、この作品が良いところだと思う




