ケープタウン
2013年のフランス・南アフリカ共和国合作映画であるが
映画の舞台になっている場所は、南アフリカのケープタウンである
南アフリカは、2010年にワールドカップが開催され
それに伴い、街は急激に近代化した
その後も、そこの一大イベントを契機に近代化し続けている都市だ
この映画を観ていると、真新しい近代的なビル群がたくさん出てくるが
その一方で、まだスラム街も多く残っている
きっとこの映画から6年経った現在は、また違う景色なのだろう
地球儀で見ると日本からはとても遠いアフリカの街を見ているだけで
私は色々感じるものがあった
映画はよくある刑事ものだが、キャスティングがハマっていて
事件の内容も衝撃的であり、とても良くできた作品になっている
そして場所が南アフリカというところも独特な緊張感があった
治安が悪く、警察手帳を出しても殺されるほどヤバいのだ
3人の刑事が中心だったのだが、途中で1人が相棒の目の前で
殺されてしまった
そこからは2人の刑事を中心としたバディ・ムービーの
要素が強くなっていくのだが、全くキャラクターの違う2人が
それぞれとても男っぽくてかっこいい
お互い特に仲の良さげではないのだが、心の底で信頼しあっているような
何かとてもいい関係性が随所に垣間見れる
そんなところが、大人な感じがする
そしてもう一つの特徴である事件だが、頻繁に起きる子ども失踪事件
そこには非常に凶暴性が増し、互いにが殺しあうような
恐ろしい新薬の開発が絡んでいる
そしてその新薬の背後には、危険な学者と彼を支える巨大権力が潜んでいた
この作品の事件の内容は、私にはとても新鮮だった
互いに殺しあう薬とは、発想が面白い
最近見たテレビ番組で、戦場で相手の戦意を失わせる薬の
開発についてやっていたが、どこか通じるものがあると思った
ラストも後味が良くない
そして続編が出来ないような終わり方だが
この作品には似合っていた




