あゝ、荒野 

あゝ、荒野  

寺山修司の最初で最後の長編小説
二人のボクサーであるバリカンと新次の話が軸にはなっているが、
明確な骨組みがあるわけではない
これは著者本人があとがきに書いているが、モダンジャズのように
即興描写で書いていくという手法をとっていったからだろう

その他の登場人物の中で、芳子は比較的話に馴染んでいるが
バリカンの父や宮木太一などは、唐突に登場してきて
とても変なことをしている
それが意表をついているし、アクセントになっていて面白い

そんな一筋縄でいかないようなこの小説がなんと今年映画化される
こんなに映画にしにくそうな話を、どのように制作するのだろう
それだけでも大変楽しみだ

新次役     菅田将暉
バリカン役   ヤン・イクチュン

好きな作品『息もできない』で主演、監督のヤン・イクチュンが
出演(しかもバリカンで)することも楽しみのひとつだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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