ライフ・イットセルフ 未来に続く物語
2018年制作のアメリカ映画
監督は「THIS IS US 36歳、これから」の
企画・脚本・製作総指揮を担当したダン・フォーゲルマンが
監督・脚本を手がけている
このテレビドラマは、エミー賞を含む142の賞にノミネートされ
ゴールデン・グローブ賞など38の賞に輝いた大ヒット人気ドラマだという
去年だったか「カメラを止めるな!」が流行ったとき
映画はオープニングの30分が大変重要で、ここで観る側の
心を掴まないといけないが、あの作品はその常識を
覆したなどと言われていた
観終わった時に私は、この作品もこれと同じことが言えると思った
中盤くらいから前後のストーリーの繋がりが見えるようになってくる
そしてそこからがこの作品の面白いところとなっている
つまり、見始めはこの仕掛けと伏線がわからないので
愛し合うカップルの大恋愛を見せつけられているだけの
退屈な感じがしてしまうのだ
しかし後半の面白さは全然違う
前半にちりばめられた謎が一つ一つ解ける度に
奇跡の偶然を感じて胸が熱くなる
そしてラストには全てが繋がり、その運命の糸の長さと細さが
とても愛おしく思えてくるのだった
まるで自分が神様になって2組の家族の繋がりを天から
眺めているような爽快な気分にもなった
映画の中では、ボブ・ディランの数々の名曲が流れ
役者のセリフにも登場するので、多分時代を現すキーワードに
なっていると思われるが、それも洒落てていい感じだった
このパズルのような手法で作られた作品は、まだあまり多くはない
そういった意味では、かなりチャレンジした実験的な作品かもしれない
私は観終わった時の感動が忘れられない作品となった
映画のセオリーに一石を投じた作品になっていると思う




