ラストヒットマン
2008年制作のカナダ映画である
この作品、日本では劇場未公開作だったようだ
私はアマゾンプライムで鑑賞した
観終わって感じたことは、実にかっこいい作品だと思った
シンプルでセリフの少ない作品であるので、役者の良し悪しが
重要になるが、主人公のハリーを演じたジョー・マンテーニャはもちろん
その娘ラクエルを演じたエリザベス・ウィットメア、そしてひょんなことから
ハリーの片腕になったビリーを演じたロマーノ・オルザリの3人が
醸し出す雰囲気がとても良い感じだった
ずいぶん前の話であるが、ジョー・マンテーニャといえば
あのゴッドファーザー PARTⅢで適役を演じていたことを思い出す
それから30年以上の時が経ったが、やっぱり貫録と存在感が
凄い役者になっていることを証明してくれた感じがした
病魔に侵され、余命僅かな敏腕ヒットマンのハリーが主人公
彼は実の娘であるラクエルを相棒として仕事をしていた
ある日、ハリーは病気の影響でターゲットの狙撃をミスする
それが原因でハリー親子は、組織から標的として狙われる身になってしまう
娘ラクエルの命だけは助けたいハリーは、一人きりで落とし前をつけに行く
このような実にシンプルなストーリーである
この作品、物語的に面白いと思ったことが二つあるのだが、ヒットマンが
実の娘を相棒に仕事をするという設定が斬新だと思った
そしてもう一つは、自分を殺しに来たヒットマンを買収し、自分の相棒として
雇うところである
これは本当に意外でびっくりしたが、ビリーの醸し出す雰囲気に
観る側がそれもありかと思えるところが不思議な感じだった
派手な演出は全くなく、しかも撃ち合いも少ない
それでも終わっていくヒットマンの哀愁が漂うとって
渋いハードボイルド映画になっている
私はラストに女医からの電話が来たシーンがとても印象的だった




