ハンズ・オブ・ストーン

ハンズ・オブ・ストーン

2016年製作のアメリカ・パナマ合作映画
昨日の「ザ・ファイター」に続き、ボクシングを題材とした作品である
実在する世界王者についての実話を基にしているから、その点についても同じである
さらに、この作品もボクシングの魅力と、その勝負の世界の厳しさが
十分堪能できる作品である

スラム街から世界チャンピオンにまで上りつめたパナマの英雄である
伝説的ボクサーロベルト・デュラン
腕っぷしと才能には恵まれていたデュランだが、戦略分析や精神的には
王者になれるところまでいってなかった
その自覚もあった彼は、有能なトレーナーであるレイ・アーセルのもとで
世界チャンピオンを目指すのだった

ロベルト・デュランをエドガー・ラミレス、伝説的トレーナーである
レイ・アーセルを名優ロバート・デ・ニーロが演じている
個人的には、キャスティングに文句の付け所はないと思った

映画では彼の最も輝いていた時期を描いている
レイ・アーセルとの出会いからWBAライト級王者獲得、結婚し父親にもなる
大一番である80年6月のWBAウェルター級タイトルマッチ
米スポーツ界の象徴的存在であったシュガー・レイ・レナード戦の勝利
そしてその5か月後のレナードとの再戦で起きたノーマス事件(棄権敗退)
再起をかけた1983年6月、デビー・ムーア戦を8回TKOで勝利し
WBA世界スーパーウェルター級タイトル獲得をしたところで映画は終わる
気が抜けないシーンが多く、見ごたえ十分であった
そしてやっぱり伝説となる選手は、ドラマチックなボクサー人生を
歩んだことが伺える

少し逸れるが、アジア人で初のWBC世界ライト級チャンピオンになり
あの「ガッツポーズ」の生みの親であるガッツ石松が、敵地パナマで
当時全盛期のロベルト・デュランに挑戦して10回KO負けを喫した
私がそこで思ったことは、こんなに強いチャンピオンに敵地で戦いを挑んだ
ガッツさんの逃げない姿勢は筋金入りであることを改めて感じた

最後だが、デュランは2020年6月にコロナ陽性で入院をしていた
心配をしたが、7月には7日間の入院を終え、無事退院した
ニュースには、コロナを7RでKOなどと書かれていたが、何よりであった

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください