パラレル・ヒストリーズ  現代アートの諸潮流

パラレル・ヒストリーズ  現代アートの諸潮流

2021年最初の美術鑑賞だ
私は予定がなければ、だいたい1月2日は美術館に
行くことにしている
正月は家にいてもあまりすることがないし、特に今年は
帰省で家に来る者もいない

そして、さすがにこの日は、空いている
その美術館でゆっくり鑑賞することが好きなのである
特に今年の展示は現代アートなので、本当に観ている人は少なかった

写真展もそうであるが、現代アートも鑑賞者は少ない
そして鑑賞者の年齢は、かなり若い世代が圧倒的に多い
私の感覚では、20代前半~10代が一番多い世代だと感じる
この世代がもっと大人になった時、どんな風になっているか?
私には、大変興味深い

タイトルの「パラレル・ヒストリーズ」の意味は、平行する歴史と
いうことだと思うが、なかなかいいネーミングだと思った
常に自己表現を求められる芸術の世界において
大きな意味では、アーティストはそれぞれがパラレルである
そのそれぞれのパラレルの道が現代アートの領域では、より鮮明に
表現されるようになったと思う

会場は6つのテーマに分けられて展示が行われていた
入ってすぐのテーマ「絵画という難問」の最初の展示は県出身である
石田徹也さんの「クラゲの夢」から始まった
私にはテーマ「空間とのかかわり」に展示されていた
川俣正さんの空間そのものが作品である「袋井駅前プロジェクト1988」や
テーマ「テクノロジー」に展示されていたLEDを使った宮島達夫さんの
「LIFE(complex sysytem)-no.1」などが、私の勝手な思い込み的には
特に現代アートっぽいと思いながら鑑賞した

これも現代アートの作品の特徴だが、どれも作品自体が大きい
十メートル以上ある美術館の壁面に、特に大きい作品では一枚だけの展示だったりする
その大きさからくる迫力だけでも、作品の持つエネルギーに私は圧倒される

数ある展示の中で私は、モーリス・ルイスのカラーフィールドペインティングに
見入ってしまった
うすく溶いたアクリル絵の具を傾けたキャンヴァスに流し込み、重力により流れた
絵の具が固まったという作品だったが、まさにクールな作品に思えた

 

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