映画館のワンデーフリーパスポート
新型コロナが業績に悪影響を及ぼしているという業種は
私などの想像できるよりもずっと広範囲に及んでいると思う
逆に、この状況だから業績好調な職種というものもあるのだが
人の動きが制限された不自由さの中で、自分たちだけが儲かったと
手放しで喜ぶこともできない
やはり好不調どちらであっても、根本的な自由を取り上げられたような
強い閉塞感を感じる社会である
航空会社や旅行会社などは言わずもがなであるが
特に不特定の人と関わるサービス業の業績の落ち込みが非常に大きい
映画館もそんな中の一つであるが、その映画館の話題である
イオンシネマの「ワンデーフリーパスポート」が話題だという
この企画、2020年7月に初めて実施され、ついこの間の
3月4日に第3回目が終了した
非常に短い期間に3回も実施されたということは、店側にも客側にも
かなり好評なのだと思われる
この「ワンデーフリーパスポート」とはどんなものか?なのだが
1枚2500円のパスポートを購入すると1日映画が観放題となる
そして対象ドリンクも飲み放題になるという夢のようなチケットである
全国のイオンシネマで行われるというので、ほぼ日本中の人が
利用できるような大規模なイベントということになる
小売業界大手であるイオンがやっているということなので
飲み物はどれだけ飲まれてもそんなに痛くはないと思うが
映画だけで考えても相当お得なチケットである
するとまたここで私がいつも感じている素朴な疑問が頭をよぎった
通常料金は映画1本1800円なのだが、粗利はどのくらい
なのだろうか? 謎であるが、知らないほうが良いことにも思える
若い頃は一日最高で5本の映画を観たこともある
(最初に観た映画の記憶はかなり薄れてしまっていたが…)
現在は緊急事態宣言の影響で20時以降の
上映がない地域もあるが、頑張れば一日5本は可能な数字だと思う
腰は痛くなるが、このチケットの恩恵が最大限受けられるだろう
そこまでしなくとも2本観るだけでも十分お得なチケットだと思う
自粛社会が終わったアフターコロナで危惧されているのは
元の生活様式に戻らなくなってしまうことである
ネット配信に慣れてしまった人たちをもう一度劇場に戻すには
これくらいの出血サービスの荒療治が必要なのかもしれない




