ラジコ

ラジコ

ラジオについて3日間記事を書いている(今日が3日目で最後である)
コロナ禍でラジオの聴取者数が大きく増加した記事を読んだが
ラジオ放送のインターネット配信サービスであるラジコも同じで
運営会社の発表では、同サービスでの4月の聴取者数は2月に比べ
20%以上増加した

聴取者数は1000万人に迫る勢いだというから国民10人に1人は
利用していることになる
これは、決して少なくない数字であるが、2014年の地点で日本では
約6000万台のスマホが使われていたというから、今はそれより
確実に多いだろう(データが少々古くて、現台数の特定が出来ないのだが…)
PCも含め、それらの端末の現在の台数から考えれば、たぶん関係者は
聴取者数が、もうひと伸びして欲しいと思っているだろう
ラジコのサービスの本格始動は、2010年12月だったので
今年は設立10周年という節目の年である

ラジオが快調であるからラジコの伸びも、当然の結果だと思えるが
偶然私もこの4月からラジコを利用し始めたので、何だか他人事とは
思えない気持ちになったりもする
20%の伸びの中に自分も含まれると思うと、4月頃を思い返してみて
その頃は以前に比べ、ラジオをよく聞いていたように思うのだった

ここで唐突だが、ラジコとは何か?

ラジオが無くてもインターネットを通じてラジオ番組が聴取できる
無料サービス(一部有料)である

どんなことができるか?
・ラジオが聞ける
 インターネットや携帯電話回線を使って配信しているので、クリアな音で楽しめる
 そして、端末はモニター付きなので、番組情報やオンエア曲の情報なども表示できる
・タイムフリー聴取ができる
 過去1週間さかのぼって放送区域内で放送された番組の聴取ができる
・エリアフリー聴取ができる(有料サービス)
 月額350円(税別)支払い会員登録すると、日本全国のラジオが聴けるようになる

代表的な機能はこんな感じだと思う

私は4月から始まったリリー・フランキーさんの「スナック ラジオ」が聞きたくて
初めてラジコを使ったのだが、上に書いた「タイムフリー聴取」をよく利用している
聞きたい番組があるけれど、どうしても時間が空けられないような時
この機能のお世話になるわけだが、とても便利な機能で聞きそびれることが
なくなったので、とてもありがたい

初めて使ってみたが、その手軽さと時間を気にしなくてよいことから
やり方次第では、もっともっと利用者が増えるだろうと思えた
(当然、おもしろい番組が増えることが条件だが…)

アメリカのラジオ

アメリカのラジオ

日本のラジオの現状について調べてみたので、ついでにアメリカの
ラジオについても調べてみた
勝手な私のイメージでは、アメリカといえばラジオの本場と
いったイメージを持っている
何処までも続く道を、デカいアメ車で音楽を聴きながら走るイメージだ
(きっと何かの映画のシーンを勝手にイメージしてしまうのだろうが
ものすごく時代遅れのような気もするが…)

そんなアメリカのラジオについて調べていると、色々と解ってきた
まず、日本の状況とは全く違っていることは、よくわかった
アメリカでは、今でもラジオが公共メディアの中で圧倒的な強さを誇っていた
しかも様々な年齢層による偏りなく、すべての世代で人気がある
インターネットやスマホの普及、音楽ストリーミングサービスの誕生など
周囲の変化による衰退などなく、一番人気だというから
これには、かなりびっくりさせられた

元々の文化の違いもあると思うが、まずラジオ局の数が全く違う
音楽のジャンル別やニュース専門の局など細分化されたラジオ局が
全米各地に、約13000局も存在している
これは日本の民間ラジオ局数が100局程度であるので、比べるまでもなく
凄い数であるということくらいは、誰でも理解できると思う
当然それだけの局があると、中には経営破綻するところも出てくるが
すぐに次の買い手が見つかることが多く、数が減少しにくいのだという

調査会社のニールセンによると、「1週間に5分以上視聴した人の率」
(2015年第4四半期結果)は、18歳以上の成人で、ラジオが93%で最大、で
以下、テレビ(85%)、スマートフォン(74%)、パソコン(50%)の
順となっているのだが、私(日本人)の感覚では、ラジオがスマホを上回る
利用率であることは、考えられないことのように思える

この率には、デジタル配信されるラジオ局の聴取も含まれていて
たくさんのラジオ番組がインターネットでいつでもどこでも聞けるようになり
この新サービスが、新たなリスナーを増やしているという
そしてデジタル配信により、リスナーの居住地、属性や好みなどに
合わせた音声広告を打てる技術も確立されたので、ビジネスの
拡大にも繋がっていて、さらなるビジネスチャンスとなっているようだ
将来的にも強い仕組みが出来上がっていることがわかった

このようにアメリカのラジオ事情は、私の勝手なイメージどおりというか
それ以上のものだった
そして、近い将来でもアメリカのラジオは現在と同じか、それ以上伸びそうな感じがした
そんなところが日本とは相当状況が違うことがよくわかった
アメリカの成功例は、状況の異なる日本でもやり方次第では十分
ラジオ人気を取り戻す可能性があると思えた

ラジオ

ラジオ

「ラジオ離れ」という言葉も最近ではよく聞く言葉に
なってきてしまっているが、コロナ禍の中、ラジオが人気だという
静岡のある地方局では、1月から4月のラジオ聴取率は、それまでに比べ
40%もアップしたという
ある在京局の番組では2倍(100%アップ)になったものもあるという
これまで右肩下がりだったラジオ局にとっては、状況が状況なので
手放しで喜ぶことはできないが、ひとまず胸をなでおろすような現象だと思う

NHKが2018年に調査したデータでは、一週間にラジオを聴く人の割合は
13歳~19歳で16%、20代では15%と平均の33%を大きく下回っている
若年層の減少は将来的な数値を暗示しているようで、かなり重要だと思えるが
この数値は先細りレベルであることは間違いない
少し前にはインターネットでも聞くことが出来る「ラジコ」が登場したが
普及率は5年間横ばい状態が続いていた

昔DJの誰かが言っていた
「ラジオは習慣です」という言葉があるが、実に的を得ていると感心した
ラジオ体操が良い例なのかもしれないが、ラジオは習慣化することで
生活に溶け込むものだと思う
恐らくそこまでは誰でもわかるのだが、この「習慣化」させることが大変なのだろう
私は仕事中ラジオが流れているので、正に習慣となってしまっている
だから平日の昼間の番組は、実に詳しいのだ

今回の聴取率の大幅アップはコロナ禍で私のような仕事中にラジオを
聴く人が増えた影響だと思う
外出自粛に伴うリモート勤務や休校の影響で自宅にいる人が増えた
そんな人が仕事や勉強をしながらラジオを聴いたのだろう
そしてその期間「習慣化」したのだと思う

テレビでは気が散ってしまうし、その期間は昼間の番組の多くがコロナ関係の
恐怖をあおるような気が滅入るつまらない番組ばかりだった
音楽も長い時間聞き続けると飽きてしまうだろう
そこで多くの人がラジオを選択したのだと思う

ここのところ増加傾向でまたリモートに戻ったという人もチラホラ聞くが
8月すぎ位から緊急事態宣言が徐々に解除になり、今ではこれまでの
通常の生活に戻ったという人が多いと思う
通勤電車も以前のような乗客の数になっている
きっと、そんな今の時期のラジオ聴取率の推移に関係者はかなり
注目していることだと思う