タピオカブーム

タピオカブーム

私のようなおじさんでも、ここ最近のタピオカブームを知らないわけではない
当初、このブームはあっという間に終わるだろうと勝手に想定していたが
そのようなへっぽこ予想などまるっきり当たらず
今もなおブームに勢いを増している感じがしている

先日、新聞の片隅に昨今のタピオカブームに関する特集と共に
タピオカとタピオカ代用物の輸入量を示すグラフが掲載されていた
2019年1~6月の輸入が4470トンで、2018年1年間の
輸入量である約3000トンを上回ったとあった
簡単に考えても、半年の輸入量が前年1年の輸入量を超えるということは
勢いは確実に倍以上で、もしそのままの調子で1年経った場合は
前年の4倍以上の輸入量となるということになる

消費税が上がり、それほど物が売れる状況にない日本の市場で
これほど勢いのある商品は他に思い当たらないのではなかろうか?
少なくとも私は思い浮かばない

輸入量の伸びが凄いことはよくわかったが、実はタピオカに
ついて私はよく知らない
ここからは小さい字で書きたくなるが、実は私は一度も
飲んだ(食べた?)ことがないのである
段々と世の流れから取り残されていく感じは、日々自覚している

そんな私にとっての未知の食べ物を、ちょっと調べてみた
タピオカとは熱帯低木のキャッサバの根茎から作られるでんぷんのことだ
食感は柔らかで、白玉のような感じのようだという
今では紅茶以外にもたくさんの種類の飲料が楽しめ、その存在は
飲み物の外観からもすぐ見分けられるため、インスタで映えることも
話題性として大きい
このインスタ映えこそが、若い世代を中心に爆発的に人気となったのだと思う
木の根からつくられるでんぷんが、ファッションにこだわる日本の若者に
受け入れられるとは驚きだ

更に調べると
 ・食べすぎると体が冷える
 ・カロリーが高い
 ・食べすぎは腹痛や便秘の原因になる
         と、良いことばかりではないことも書かれていた

この特徴を読んでみて
最終的には食感やインスタ映えなどより、健康的な理由から
おじさんには関係のない飲み物(食べ物)だと思えてきたのだった

マスクの色

マスクの色

新型コロナの自粛期間は、親戚にも会う機会がめっきり減った
そんな中、先日久しぶりに甥っ子たちが母親である私の妹と
一緒にやってきた
御一行の目的は、母親の母親(バアバ)に作ってもらっていた
布製のマスクを取りに来たのであるが、小学校3年生になったお兄ちゃんは
出来上がったマスクを見て、いきなりこう言い出した

「生地にピンクが使われているからこんなの嫌だ!」
よく見ると裏側(口に触れる側)に、ほんの少しだけピンクの柄が入っていた
マスクの本来の目的とは関係ないところであるのに
なかなか難しいことを言うようになってきたものである

そんなことを思っていたら
似たようなニュースがインターネットに出ていた
台湾のニュースだが、中央感染症指揮センターの4月13日の記者会見で
登壇者全員が、ピンク色のマスクを着用して臨んだ
これには理由があり、その前日の会見で学校でからかわれるのを心配して
ピンク色のマスクの着用を嫌がる男の子がいるとの指摘があったためだ
私は、台湾でもうちの甥っ子と同じようなことを言っていると思い
何だか面白く思えた

マスク購入に実名制を導入している台湾では、購入時にマスクの色を
選ぶことはできないようである
この仕組みが理解できなかったので、調べてみた
台湾では2月6日以降、国内生産されるマスクをすべて政府が買い上げており
国民は保険薬局に設置された機器(自販機のようなもの)に保険証を差し込み
購入するようである 
これが「実名制」と呼ばれる購入方法で、たぶん機械販売なので
色までは選べないのだと思う

会見で陳指揮官は、子供たちに対し「マスクの色はどれも同じ。誰が着けても
構わない」と語りかけた
その上で、自身の子供のころは米アニメ「ピンクパンサー」が好きだったと明かし
「あの頃はピンクは実に人気の色だった」とマスクの色を気にする子供たちを
安心させるように語った

なんとも微笑ましい話である
しかし、うちの甥っ子を見ている限りでは、これであっさりとピンクをして
いくようになるとはとても思えない
大人からしてみれば小さなことだが、その年齢の子供にとっては大きなことなのだろう
色をすべて統一すれば問題は起こらないと思うが、それも難しいのかもしれない

世界的に高評価を得た台湾政府の新型コロナ対策も、小学生の男の子には
やや不評だったのかもしれない

マスク着用効果の実験をハムスターで

マスク着用効果の実験をハムスターで

ニュースの片隅に記事があった
タイトルは「マスク着用感染2割以下 香港大 ハムスターで実験」
この記事を見た時、私はハムスターにマスクをさせたのかと思い
大きな妄想をイメージしながら興味深くこの記事を読んだのだった

面白いもので、このタイトルを3人の知人に話したのだが
3人とも私と同じで、ハムスターにマスクを着用して実験したと
思い込んだのだった
私を含め4人全員が、頭の中にマスクを着用したハムスターを
真っ先に思い浮かべたのである

記事のタイトルが紛らわしいのか?それを狙って付けたのか?まではわからないが
人によっては「何だろう?」と、立ち止まって考えてしまうタイトルだと思う
小さな子供でも多くは我慢してもマスクをし続けられないのに
ハムスターがマスクなどしてられるわけはなく、第一そのサイズのマスクを
実験用として用意するのにとんでもない時間がかかってしまうのだ
冷静に考えると笑えてくる

そんな4人の大妄想とは異なり、記事を読むと実験は新型コロナに
感染させたハムスターを入れたゲージを健康なハムスターの
ゲージの隣に置いて行われた
そして3タイプの実験の結果が掲載されていた

 ①感染側ゲージから健康側に風を送る
 ②健康側のゲージに医療用マスクで作った障壁を設ける
 ③感染側のゲージに医療用マスクで作った障壁を設ける

さてこの実験の結果だが、1週間以内の感染率は
①で66.6%、②が33.3%、③は16.7%だという

この結果を見て私は二つのことを思った
ひとつは何も障壁が無くても意外に感染しないことである
これはマスクを付けてない状態の感染率のイメージだと思うが
1/3の人は感染しないということになる
(当然、あくまでもこの実験での結果に過ぎないのだが…)

そしてもうひとつはマスクを着用していても完璧に
感染を防ぐことはできないということである
さらに結果からは、健康側より、感染側にマスクがあったほうが
予防効果が高いことだ
これは感染者がマスクを着用した方が、健康な人がマスクを
着用するより2倍も感染リスクを抑えられるということだ

以上、なかなか興味深い実験結果だったが、このニュースの一番の印象は
マスクを着用したハムスターの残像だった