自動はんこロボット

自動はんこロボット

この程、自動はんこロボットなるものが作られた
下の写真がその機械であるが、なるほど雰囲気のある形をしている
そしてそのロボットを利用し、契約書などへの押印を
自動化するサービスを2020年3月から月額制で始めるといった発表があった
私には正直ピンとこないこのサービスだが、何だか面白そうな話だと思った

このサービスを発表したのは、デンソーウェーブ、日立キャピタル
日立システムズの3社なのであるが、いずれも日本を代表するような
大企業である

私は仕事柄、はんことは無縁に近い日々を送っている
だからこのロボットとは、たぶん縁がないと思う
しかし仕事内容によっては、このロボットを心待ちにしていた人も
少なくないようである
首都圏で行ったあるアンケートでは、100人強の回答者の82%が
はんこ決済で仕事が遅れると回答している
大手企業が乗り出していることもあるし、ニーズはあるのだろう

さてこのロボットどんな感じかというと
ハンコを押したい書類を事前にスキャンし、押印の位置やハンコの種類を
事前登録する
これさえ行えば複数種類の書類がランダムに混ざっていても、ロボットが
判別して決められた位置に押印できるようである
完成した文書はカメラでスキャンし、電子データで保存できるから
ペーパーレス化にも対応しているのである

この話題を聞いてから私の中で大きな疑問となっていたことがあった
それは、人間が書類の中身を確認せずに、ロボットが押印するのだろうか?
という単純な疑問ではあるのだが、このサービスの広報担当者の回答は
「押印の対象は担当者が中身に目を通し、承認を終えた書類」ということであった
当然と言ってしまえば当然なのだが…

最近はあまり見なくなったが、映画などで会社の偉い人が書類に目を通さずに
押印し、それだけが仕事になっているシーンを度々目にしたことがあった
そんな偉い人の唯一の仕事を、このロボットが奪ったような気がしてしまった
しかし現在には、そんな人自体絶滅種なのかもしれないが…

お土産品

お土産品

ローカルニュースで放送されていたのだが
夜のお菓子で有名なうなぎパイの製造をしている春華堂が
3月13日から21日の間うなぎパイの製造ラインを
休止することにした
新型コロナウイルスの影響で、ここのところの売り上げが
振るわないことが原因だという

このニュースからもわかるのだが、ウイルスもそうであるが
その余波の影響もじわりじわりと拡大していると言わざるを得ない
普段はあまり気にしないのだが、確かに考えてみると
人の移動を自粛すると、お土産品は売れなくなるのは当然である

3月1日から10日までのうなぎパイの売り上げは
昨年同時期の50%だというからものすごい落ち込みだと思う
恐らくそんなに高価ではない商品なので、好景気不景気で
買い控えられるといったものではないと思う
だから、景気により前年比で50%も売り上げが
変わることはありえないことだろう
正に想定外のことが起こっていると思うしかないだろう

売り上げの激減に大きく影響した要因は
今月の東海道新幹線の乗客数の減少にあるのだという
実際こちらも調べてみると、3月1日から9日の間の東海道新幹線の
乗客数は前年同期比で56%と大幅に減少しているのである
この乗客数激減が、駅近くのみやげ店や駅構内で販売されるうなぎパイの
売り上げに影響したということである
数字的には乗客数が44%減っているのだから売り上げが50%減ることは
自然な流れのように思える

実際、私が県外に出かける時に持っていくお土産品で最も多いのが
やはりうなぎパイである
駅で購入することができ、価格的にも手ごろで全国的な
知名度もあるので、お土産を渡す相手にも喜ばれる
そして貰うほうも、うなぎパイに詳しいので、持っていき甲斐がある
うなぎパイミニを持っていけば、これにはナッツが入っていておいしいだとか
VSOPを持っていくとパッケージを見るなり
「今日は高級なほうをいただいてすみません」とか
甘いものをあまり食べない私より詳しいのである
そう私の中でも、うなぎパイ=お土産品なのである

このニュースを見て、人が移動が制限される(自粛される)と、どのような影響が
あるかがよくわかった気がする
そして、うなぎパイと同じようにあちこちで有名なお土産品も今は大変なことに
なっているだろうと想像できる

 

経済と国境の見えない糸

経済と国境の見えない糸

ネットニュースで見かけた記事に、ここのところ高級食材が
売れてないといった話題があった
原因は新型コロナウイルスだと書かれていたのだが、私は最初
この二つが全く結びつかなかった

記事を読んでいくと、多くの人が外出を極力しないことや
外国人観光客の激減などにより、旅館や料理店を利用する人々が
大幅に減少し、そのことが高級食材の消費減の主原因と
なっていると書かれていた

このつながりが全く想像できなかった私は、この記事を読んで
なるほどと、納得するとともに
はっきりと見えないような所にも新型コロナウイルスの影響が
あちこちに出ていることに驚かされた
一個人が思いつくことのはるか上を、現実が見せつける感じだ

そんな事を思っていると、会社にメールが入った
その内容は中国企業が休んでいる影響で、トイレやキッチンなどの住宅設備機器の
製造に遅れが出ていることの知らせだった

現在発注済の商品の納期すら不明なので、この先の注文自体受け付けを
中止するメーカーも出始めている
この事態に国土交通省はトイレ、キッチン、ドアなどが納期遅れで
取り付けられてない住宅でも完了検査が受けられるような
緊急措置を通達した
完了検査をパスしないと賃金を受け取れないことに配慮した
少しでも経済が悪く回らないための処置である

そして今回の件でもう一つ痛感したことは
近年のグローバル化に伴い、各国の玄関の塀が低くなったということだ
もちろん良いことでもあるのだが、少しの油断や判断の遅れがあると
想定以上のスピードで、ウイルスが広がることを今回は目の当たりにしている
おそらくこんな体験をしたのは、私はこれまでで初めてのことである

今や、世界中が経済や国境などの様々なところで見えない糸により
繋がっていることを再認識させられたのだった