フリクションボール

フリクションボール

いつからだろう? 改めて考えてみれば思い出せないくらい
もうずいぶん前から、この「フリクションボール」を使用している
仕事時も当然だが、プライベートでもペンケースには何本か入っている
自分だけでなく、同僚や打ち合わせ先などでも
ほとんどの人がこの製品を使っているのを目にする

そして、発売元であるパイロットさんの商売上手なところは、ボールペンに
始まり、蛍光マーカーからカラーペンまで、売れるとなれば一気に商品の
ラインナップが充実していくところである
おかげで私のペン立ては、何時からかフリクションブラザーズが
占領することになってしまっている

ちょっと調べてみたら意外にもこの商品は、2006年に
フランスで発売になったという
それから6年の間に世界累計4億本を超えたというからすごい商品である
たぶん現在は、もっとすごいことになっているは間違いない
日本だけでなく、世界的くまなく売れている商品なのだという

この商品の特徴だが、何を今さらだと思うが、書いた文字や線が
ペンに付属するラバーを使うことによって容易に消せる点にある
しかも消し後は残らず、大変きれいに消せるのだ
初めて使った時、私はきれいな消し後に感動したことを思い出した
それからというもの、普段から間違いの多い私の文章を
無かったことにしてくれるこの商品が、手放せなくなった

この商品の最大の特徴である消せるインクであるが
メタモインキと呼ばれ同社のオリジナルインキ技術である
原理は単純で、私にもすぐに理解できたのだが、このインキは3成分から成っている
それぞれロイコ染料、顕色剤、顕色温度調整剤と呼ばれるもので
簡単に言えばロイコ染料と顕色剤が結合して初めて発色するのだが
顕色温度調整剤が一定温度になると、この結合を
断ち切ってしまうことにより、消える現象が起こるのである

技術改良により、顕色温度調整剤の設定が60度以上の温度で無色になり
マイナス20度以下で文字が再び現れるという設定が可能となった
これにより日常の生活環境下では、消えた色が再び現れることが
無くなったのである
試しにチャンスがあればマイナス20度以下にして文字が浮び上るか
確認してみたいと思う

皆の考えていた「あったら良いな!」を形にしたこの大ヒット商品
きっと私個人的にはまだまだお世話になる商品だ

ダークサイドミステリー「三毛別ヒグマ襲撃事件の謎に迫る」

ダークサイドミステリー「三毛別ヒグマ襲撃事件の謎に迫る」

山の中を歩いたりして写真を撮る私にとって
熊の出没情報はちょっと(というか、かなり)気になる
ここのところ私の住む県でも、目撃情報を度々聞くことがある
そして目撃される場所も、人家に近くなってきている気がする
それだから今年は特に気にして、クマよけの鈴を付けて山を
歩くようにしていた

先日偶然BSプレミアムで放送されていたのが、この番組
「三毛別ヒグマ襲撃事件の謎に迫る」である
今の私にとってかなり興味のある番組だった
熊だとか蜂だとか自然界に普通に存在するものの恐怖のほうが
下手なホラー映画などより、私にはずっと怖いと思っているからである

この番組自体、初めて見るのだが番組名の
「ダークサイドミステリー」も少し怖い感じがしたし
放送内容も凄そうだし、要所に登場する
栗山千明さんも妖艶でミステリアスな感じだったので
いつになく緊張して番組を見始めた

日本史上最悪の獣害と言われるこの事件は、かなり有名な事件なので
名前だけは何とか知っていた
しかし、詳細を知っているか?といえば、何も知らなかった
番組内では、専門家たちが事件から100年以上たった現在でも
謎が多い事件だと言っていた
事実だけを並べると、1頭のヒグマが村に住む女性や子供を襲い
8人もの尊い命が失われた
しかもヒグマは襲った人間を食べていたのだ

約1時間の放送時間内、私はテレビの前にかなり行儀よく座り
酒は飲んでいたが、放送を食い入るように見ていた
本来人間を警戒し接触を避けるヒグマが、なぜ連日人々を襲ったのだろうか?
番組では過去に起こった熊による被害も検証し、いろいろな仮説が語られていた
それらすべてが、私には興味深かった

最近では熊の問題は人への被害と動物愛護や生態保持などとの板挟みにあり
非常にデリケートな問題になってきている
私には、自然界の変化も動物愛護の実態も熊の習性さえも
わからないので当たり前のことしか言えないのだが
人への被害が起こらないようにすることが、まず第一優先だと思う

熊への恐怖も含め、この問題の興味は尽きない私である

 

虫のフルコース

虫のフルコース

ケープタウンのレストランでは虫料理のフルコースが楽しめるという
フルコース全てに虫を使ったお店は大変珍しいようだ
料理は虫の姿が見えないのだというが
虫が入っていると知らされていれば、やはり構えてしまうだろう
虫を食べるなど考えられない私は、この話を聞いただけで
失礼ながら気持ちが悪くなってしまった

食わず嫌いであるのに絶対ダメと思ってしまうのは
理屈には合わないのだが、こういったことは実際たくさんあることだ
きっと虫のイメージが強くて、そうさせてしまっているのだと思うが
これを打破することはなかなか大変なことだ
当然だが、「虫は栄養価が高いから食べよう!」とか
すぐになるものではないのだ

このような嫌いのものに対する拒否反応は、誰もが持っているが
この反応の大小は、かなり個人差があるように思える

虫について私は思い出すシーンがある
最近はテレビを見ることが少なくなったのでわからないが、昔は
レポーターが海外に行ってそこの人々とふれあい、生活を体験する
といった番組がたくさんあった
私はこういった番組が結構好きだったのでよく見ていた

同じ番組でも先進国に行く回に比べ、断然よくわからないところに行く
回のほうが好きであった
やはり自分の周りと明らかに違う環境のところの方が見ていて
刺激的だったし、驚かされることも多かったと思う

ある回では、ジャングルの奥地に住む部族のところに
向かったレポーターが、その部族の歓迎パーティーに招待された
そこで友好の証として、虫の丸焼き料理が振舞われた
そのリポーターは流石で、にっこり顔でその虫を食べていた
すると部族のリーダーは上機嫌になり、宴はより一層
打ち解けた雰囲気になっていた

実はこれに似たようなシーンは度々放送されていた
行く場所により振舞われるものが虫ではなく、変な酒であったりと
変わるのだが、レポーターは皆、素晴らしい対応をしていた
私はそんなレポーターに感心すると共に心から尊敬した
そしてもし自分がレポーターであったら食べられただろうか?
と思うのだった

少なくとも日本でテレビを見ている状況では私は
殺されても食べないという気持ちである
でも、もし自分が現地で気まずい雰囲気と身の危険を感じていたら
意外と目をつぶって口に放り込んでいるかもしれないなどと
思ったりもするのである

虫の話題になるとこんなことを必ず思い出してしまうのだ