空調服

空調服

建築の仕事をしている私だが、普段はエアコンのきいた室内で
仕事をしている
だから仕事での夏の暑さは、通勤時と外出時くらいしか
感じないので、かなり恵まれている方になる

そんな私も仕事柄たまに現場に出ることがあるのだが
最近の夏の暑さは大げさでなく、身の危険を感じる暑さだと思う
慣れてないので、暑い現場から事務所に戻れば体は既にヘロヘロで
後は仕事にならなくなってしまう
猛暑の中、一日外で働く人たちは本当に大変だと思う  ご苦労様です

現場に行くと気づくのだが、ここ数年で「空調服」と呼ばれる
作業着を着ている人がとても増えていることだ
特に今年はほとんどの作業員が着用していた
これだけ広まるのだから体を冷やす効果があるに違いないのだが
最初見た時私には、正直あまり効果なさそうに見えてしまった
(効果はさておき、不思議で面白いとは思ったのだが…)
その理由は、横腹部に取り付けられた二つの小さなファンがかなり頼りなく思えたのだ
しかし実際は私の適当な感想に反し、着用している人に感想を聞いてみると
この商品かなり快適だと大好評だった

その空調服であるが
あの二つのファンからの風が体を冷やしてくれるのだが
その原理は、扇風機に似ているのだという
作業服内に大量の風を送り込み、体の表面を風が通ることにより
汗を蒸発させ、体から熱量を奪うというものである
原理を聞くと何となく理解はできるのだが、効果の大きさまでは
わかりかねる
一度体験しないとわからない商品なのかもしれない

そんな好評な服なのだが、作業着だけでなく一般の服として販売され始めた
つい最近では、スポーツブランドが本格的に販売を開始する記事が
新聞の片隅にも載っていた
冷房に比べると電力使用も少なく、省エネ商品であるので将来的に個々が
オフィスで使用するシュミレーションも行われているというほどである

私には今後参入する企業が増え、猛暑対策商品として一般にも
広がっていきそうな予感がする
数年後には、一人一枚は必ず持っているということが
起きているかもしれない
ひょっとしたら来夏は自分が着ているかもしれない

そんなことを考えると急に、この商品の発明が大発明に思えてくるのだった

 

他人の定期券

他人の定期券

私は他人の定期券が無性に気になってしまうといった変な癖がある
どうしてそんなことが気になるか考えてみたのだが
安易な自己分析では、どうも自分の住むところに関係するかもしれないと
結論づけられた

静岡市の外れに住む私は、中学生から定期が必要な環境であった
中学へは電車で通ってもよいとされた距離だったが、それでも歩いて通学した
高校へは定期券を購入し、片道1時間かけ電車と自転車で通学した
そして現在の通勤にも定期券を使い、40分ほど電車に乗っている

このように田舎に住む私にとって定期券との付き合いはとても長いのである
それだから他人の定期券が気になって、見てみたくなると結論づけたのだが
根拠としてはかなり不明確で、理由になってないように思える
そんな根拠などより、ちょっと変態だからという根拠のほうが
しっくりきてしまいそうである

最近のJK(女子高校生)の定期券は他人に見えやすいことが多い
それは使っている定期入れにある
バックの外にデカいぬいぐるみチックの定期入れを付けている生徒が多いのだ
たぶんこの手の定期入れがきっと今の流行りだろう

これだと他人にも容易に見えるので、私にとっては大変ありがたいのである
たまに定期の部分がバック側に向いてしまって、外から見えないことが
あるのだが、そんな時は無性に自分の手を使ってでも裏返したくなってしまうが
いくらなんでもそれはヤバいので、今のところ何とか我慢している
しかし、いつかやってしまいそうで、たまに自分が怖くなることがある

ある日の朝、通勤時にバス停に座っているJKの定期が見えたのだが
これが結構レア(長距離区間)なもので、私にとってはとても興味深かった
それは伊豆熱川から三島までのものであった
出社した私は急いでPCの電源を入れ、乗換案内を立ち上げた
そしてさらに急いで出発と到着に伊豆熱川と三島を入力し、乗車時間が
1時間半以上かかることを確認したのだった

その後、何故だかわからないが無意識のうちに、にやけ笑いを浮かべていた
その時、私はやはり変態かもしれないと感じたのだった

ファッションモデル

ファッションモデル

ファッションショーのモデルが変化してきたようである
今年1月にパリで開催された「コムデギャルソン・ジュンヤワタナベ マン」
のショーでは、何と全員が中高年の男性モデルばかりだったという
ブランド側の発表によると採用モデルは全員が40代以上だというから
かなり思い切った試みだと思う

もちろん現役のモデルも含まれるのだが、元モデルや俳優、テニスの先生
など色々な人が選ばれているようだ
その様子をちょっと写真で見たのだが、年齢を重ねてはいるが
渋くてかっこいいモデルが多かったので、やっぱりブランドイメージに
合ったかっこいいおじさまを採用している感じではあった

このブランドに限らずそのほかのブランドも同様に色々な人を
モデルとして採用する傾向にあるようだ
背景には、人類がより多様性へと向かう世界的な流れに
ファッション業界というある意味、流行の最先端産業が遅れることなく
むしろ引っ張っていくといった使命感があるのだという
なるほど納得できる

ファッションショーの目的は損なうことなく、それにプラスするように
あらゆる人種、体形、年齢の人間が積極的にモデルとして登場する時代が
そんなに遠くない未来に実現するのだろう

これまでのファッションショーはただひたすらに
かっこよかったイメージがある
モデルの体形は完璧だし、着ている洋服も斬新でかっこよい
理想的な体形のモデルが最先端のデザインの衣装を纏うのだから
刺激的でかっこいいのは、当然と言えば当然のことなのだ
只、同時にどこか現実離れしている感じを私はすごく感じていた

もし、この先に多様化されたファッションショーを見たら
そんな現実離れした感じは、かなり薄れるような気はする
そして私にも着ることができるといった親近感は以前より確実に感じると思う
只、最も難しいと思えるのは親近感と並行し、デザイナーは衣装としての
魅力と憧れを保たないといけないことだと思う
モデルの多様性によりこの両立は、これまで以上に
難しくなっていくように思える