ムヒカ元大統領が政治家を引退
昨日書いた映画「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」を
観てからまだ日が経たない頃、地方新聞の片隅にムヒカ元大統領が
政治家を引退すると発表した記事が載っていた
現在85歳ということだから不思議ではないのだが、大変国民に
人気があり、実行力もあり、信頼も厚い人物だっただけに
残念に思う国民も多いだろう
映画は観たけれど、ほとんど映画以外のことは知識が無いわたしは
この機会に興味本位にだが、ウルグアイという国や大統領選挙について
調べてみた
まずウルグアイという国のことである
南米のどこかにある国ということだけは知っているが、チリや
ブラジルのように国の位置や形がイメージできるわけではない
調べてみると、地球儀のブラジルとアルゼンチンの間にある
大西洋に面した小さな国土の国だった
君主、国王のいない共和制国家で人口は330万人、公用語はスペイン語
首都はモンテビデオ、国民のおよそ60%はカトリックを信仰している
一年で最も気温の低い冬の平均気温が12度で、最も気温の高い夏でも
23度というからかなり過ごしやすい国になると思う
チリに続いてラテンアメリカで二番目に生活水準が安定しており
政治や労働に関しては、南米で最も自由を保っている国の一つとされる
選挙は、投票が義務になっているという背景もあるため
ほとんどの選挙で投票率が90%を超えるという
全国民が330万人で大統領選の有権者数が280万人ということだから
大統領選は国民投票ということになるだろう
この選挙システムでは大統領選挙に勝つためには、まず第一に
国民に人気があることが絶対条件になると思う
いろいろと調べると、私には何だかウルグアイという国が
とてもいい国に思えた
ムヒカたちが命をかけて戦い、勝ち取った国だと思うと余計に
そんな気持ちにもさせられる
いずれにしてもムヒカの存在が、私にウルグアイという国を調べるきっかけを
与えてくれたのだ
これは大統領として大きな価値のあることだと思えた
調べていると、ムヒカの議会での引退発言が載っていた
「慢性的な免疫疾患があり、新型コロナウィルスの流行で私自身の健康が
脅かされている、それが直接的な引退の原因だ。議員の仕事は人と話し、
どこへでも足を運ぶこと。しかし感染の恐れでそれもできなくなった。」と
説明したことが書かれていた
コロナ禍であり、ご高齢であるので、無理のない選択だと思えたが
私も寂しい気分にさせられるニュースだった
下の写真はその引退会見でのものである (AFP通信)






